ｺｰﾄﾞｷﾞｱｽ2
□ある晴れた日の出来事
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原因は一つの音だった。
「二人ともいい加減にしたら？」
「会長は黙っていて下さい！」
「そうです！これは僕達の問題です！」
「ライ、ルルーシュ。会長の言うとおり落ち着いて……」
見かねたスザクが二人に近寄る。
「「煩い！」」
ガッツ！！
「「「あっ！！スザクっ（君）！？」」」
遠のく意識の中、三人の声を最後にスザクの視界は闇に染まった。
『ある晴れた日の出来事』
「……だいたいライのせいでこうなったんだろう？」
「違う。ルルーシュのせいじゃないか」
「あぁ〜、もう。二人ともいい加減にしてよ〜」
「「シャーリーは黙っていてくれ！」」
なんだか耳元でうるさいな……。
僕、今頭がガンガンするからあんまり騒がないで欲しいんだけど。
朦朧とする意識の中、言い合いする声が聞こえた僕はうっすらと目を開けた。