コードギアス

□想いと現実(前編)
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僕は今頭が真っ白になっていた

チョウフ基地での戦闘後

気絶した僕は二日間眠り続け

今日は久しぶりの特派に来ていた

そして僕は

目の前の机を叩き付けていた


《想いと現実(前編)》

元気になり

明日からまたシュミレーター生活になるという前の日に

いきなりセシルさんから呼び出され特派に来ていた

「…それは本当なんですか!?」

「本当だよ。あの日、チョウフ基地でスザク君が受けた命令は『藤堂の処刑執行人』だったんだよ〜」

ロイドさんがうなずきながら言う

藤堂鏡志郎

日本解放戦線の英雄的存在

厳島の奇跡を起こした人物

チョウフで公開処刑をさせる予定だった

スザクの師

「ライ君、落ち着いて」

セシルさんに落ち着かされて

また椅子に座る

「でも、たしか藤堂鏡志郎とスザク君は知り合い……でしたよね?」

「うん。本人も言ってたよ。本当の家族みたいな人だって」
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