コードギアス
□天然口説き
1ページ/3ページ
じっと隣のライを見つめる
すらっとした立ち姿
意思の強そうな瞳
その綺麗な顔に似合う銀髪
服から覗く白く柔らかそうな肌
時々香る甘い君の香り
全てが僕の目を引き付ける
「スザク、どうかしたのか?」
ライの声で気が付く
「いや、なんでもないよ」
「そうか?それならいいんだが」
心配そうに覗き込んでくるライ
そのシャツの隙間から鎖骨が見えてドキりっとする
「ありがとう。でも本当に大丈夫だよ。ただ……」
「ただ……?」
「綺麗な君に見惚れてただけだから」
そう微笑むとライの顔が真っ赤になった
どうしたんだろう……?
「スザク!!///……なんでそんな恥ずかしいセリフを……」
「恥ずかしい台詞……?」
そんな事言っただろうか?
ただ本当の事を言っただけなのに
するとライが肩をガクッと落してため息を吐く
「はぁ……これだから天然タラシは……」