文
□DOLL
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｢昨日アイギスが愛とは何だみたいな質問しただろ？あの後真剣に考えたんだけど結局愛がどんなものか解らなかったよ。｣
｢そうでありますか…｣
また傷つけたかなと思って横目で彼女を見ると彼女は幸せそうに笑っていた。
何で笑ってるのって聞いたら彼女は幸せそうな笑顔のまま｢すみません。でも私はちょっだけ愛がどんなものか解った様な気がするであります｣
僕が不思議そうな顔をしていると彼女は僕の手を取って言葉を続けた。
｢大切な方に自分の悩みを真剣に考えて頂けたことに幸福を感じているであります。その幸福に私は愛を感じるであります。｣
そう言って天使のように優しく微笑んだ彼女を見て僕も少し愛を理解したような気がした。
end