□風邪引き。
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風邪をひいてしまった。

学校に行こうとしたが桐条先輩に止められてしまい今日は学校を休むことに…。



「じゃあ、行ってくる。ちゃんと寝ておくんだぞ。」


「はい…。」



メンバーを見送った後自分の部屋で薬を飲んでおとなしく寝ることにする。









随分眠っていたみたいだ。もう学校が終わってみんな帰ってくる頃だろう。



コン、コン。


ノックの音がした。



「はい。」



返事をするとコンビニの袋をぶら下げた順平が入って来て。



「よっ!大丈夫か?」


「大分良くなった。」


「そっか。よかったな!差し入れ買ってきたんだぜ」

「有難う。」



「じゃあ、ここ置いとくわ!」



そういってお菓子やら雑誌ジュースなど入った袋を置いて部屋から出ていった。



普段バカみたいな事を言ってふざけた奴にみえる順平だが本当はいい奴なんだなとか思った。



まぁ買ってきた雑誌がエロ本じゃなきゃ満点だったのだが…。



コン、コン。


又ノックの音がした。



「はい。」



次は風花と岳羽が入ってきた。



お粥を作ってきてくれたらしい。


「どうかな?美味しい?」


「あぁ…美味しいよ。」



お世辞を言ったが実際食えたもんじゃない…。
どうやったらこんな味になるんだ?これは食べ物じゃない戦術兵器だッッ!



風花が料理下手なのは知っていたが岳羽まで料理下手だとは…。



「じゃあ、またお腹減ったら声掛けてね。」



そう言って二人は出ていった。



悪魔のお粥を食べて一息ついていると今度は真田先輩と桐条先輩が入ってきた。
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