□修羅の轍
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立派な門構えな家
その中で
「風間達が京へ戻って来た!?・・いよいよ嵐になりそうね。」



闇雲の所で他の隊士と話している所みたいだが、伊藤にも動きが見える
「そろそろ私も動き出す頃」

そして
新選組の屯所
境内にて
伊藤から引き抜きされる部隊がある。
そんな中、一さんと新八が接待されたとか。

慶応3年3月
千鶴の部屋と千花の部屋に怪しい人影が・・・
変若水の部隊、羅刹隊の隊士が2人き切りかかる千鶴は傷を負い、千花は花扇で倒すが、
部屋に次々来る、
トシをはじめ左之や新八、平助。
近藤、総司、最後に山南さんが来た

そんな
花姉も千鶴の部屋にきて
「うちの部屋も散々やねー」と傷はないが


皆、安心した挙句



山南さんの様子が急変
血に狂った、と思いきや千鶴と千花の血で元に、正気に戻った。

そんな山南さんも疑問に思い、何故正気に戻った、のかと。

伊藤さんに、山南さんが生きている事がバレてしまった










翌朝

千鶴の深手を負ったいた傷は、

綺麗に

後残りなく 完治していた。。





千鶴と千花は



境内水置き場で
左之・新八
柱に凭れかかっている総司
源さんの4人がいて

新八ちゃんの声が聞こえ
「冗談じゃねぇ!そんな勝手が許される訳ねぇだろ!」

「あらら、朝から何怒ってん?」
と2人登場

源さんが歯を磨いており
「おはよう。千花さん、雪村君。」

左之がタオルで顔を拭きながら
「昨日の今日とは、さすがに行動が早いな、あの狸。」
総司「・・・・」

「くっ・・・」
イライラ怒りを隠せない新八ちゃん


「はいはい、どうーどうー。新八ちゃん」
両手を広げ

「俺は牛じゃねぇ!」

「それより・・」
「無視すんな!」


源さんが「伊藤さんが離隊すると申し出たんだ。」

千花は、やっぱりと言う顔をして
千鶴が驚き「伊藤さんが?」

源さんが「それと、藤堂君と斉藤さんも伊藤さんに付いていくそうだよ」

千鶴は更に驚き「え!?平助君と斉藤さんが。そんな・・」

「成程ね」
千花が腕組をして色々考えていた

新八ちゃんも「俺たちに相談も無く!」と言っていたが

桜舞う中、斉藤と平助の姿があった
そんな中、千鶴は離隊する2人の気持ちを聞いていた

慶応3年
3月20日
伊藤さんの指揮する隊士13名と共に
2人、斉藤さん・平助は新選組屯所を後にした。


桜の花は、もう散り
季節は初夏に向かおうとしていた
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