デイダラ、サソリ

□髷の秘密
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僕には暁に居る中で一つの大きな疑問を持っていました。


それは、僕と一緒に行動しているデイダラ先輩の事なんです。


++髷の秘密++


ある晴れた日の午後。


僕は暁に入ってからずっと気になっていたデイダラ先輩の謎を解く為に鬼鮫先輩とイタチ先輩を直撃した。

「イタチ先輩、鬼鮫先輩!」


「うん?」


「ハイ?何でしょうか?」


鬼鮫先輩は丁度イタチ先輩に昼食後の団子とお茶を出しているところだった。


「聞きたい事があるんですけど良いッスか?」


「良いですよ、私に答えられる事なら。」


「チィッ、ナンセンスだ。早く言え団子が不味くなる。」

イタチ先輩は答えるのがめんどくさそうな顔してるけど…まぁ、二人共答えてくれるみたいッス。


「実はデイダラ先輩の事なッスけど…。」


「デイダラさんがどうかしましたか?」


「じ、実は…。」


いざとなると言いにくいッス。


「どうした、早く言え。」


「………デイダラ先輩はどうしていつも髪型がチョンマゲばかりなんッスか?」


「…………。」



「……………。」



僕の言葉を聞いた途端、目を見開いたまま固まるイタチ先輩と鬼鮫先輩。



何か僕イケない事言ってしまったんですか?

「………。」


「私が話しましょう、良く聞いて下さい。」


「ハイッス。」


「実はデイダラさんの髷には暁に入ってから特別な意味が有って出来たものなんです。」


落ち着いた口調で話話し出す鬼鮫先輩。


「秘密…?」


「そうです、あの髷はデイダラさんの恋人アンテナなんです。」


「えっ…アンテナ?」


先輩の頭に乗っている何気ない髷が先輩の恋人を探知するアンテナ。


「ハイ、恋人がいて嬉しい時はあの髷は凄くピンピンしているでしょ…。」
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