蒼い目の猫
□sweets
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「サドー!!」
元気よく向こうから走ってくるチャイナ服姿の少女は"神楽"
「おう、チャイナ」
栗色の髪の色をしているこの少年は"沖田総悟"
神楽「お前私のケーキ食っただろ!!
あれ程言ったのに何で食うネ!!」
すごい気迫で迫る神楽に圧倒されながら沖田は
沖田「すいやせーん」
一応謝ったが全く心が篭ってない
否、謝る気がないと言ったほうが正しいだろう
神楽「ちゃんと謝れヨ!
楽しみにしてたんだぞコンチクショー!!」
よよよ、と泣きまねをする神楽を横目に沖田は
沖田「気色悪ィ」
と吐き捨て通りすぎる
神楽「彼女に何言うネ!
このサド!」
沖田の後ろから怒鳴っている
そんな神楽を放置して沖田はスタスタと歩いていく
−…
神楽「サドコンチキショー
私のショートケーキ食ったくせに謝らないなんて…
許さないアルヨ…」
石を蹴りながらうなだれる神楽は端から見たら変人だそんなの気にしない神楽はどんどん進んでいく
何度か石を蹴ったあと神楽は
神楽「……サドの気持ちが分からないネ」
今にも泣きだしそうな顔の神楽
沖田に会いに行っても喧嘩して帰る
ただ、これの繰り返し
川原で仁王立ちしながら
神楽「サドの馬鹿ヤロー!!」
と叫んだ
すると後ろから
「誰が馬鹿ヤローなんですかィ?」
後ろを振り返ってみると沖田がいた
神楽「サド!?」
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