†小説・マガその他BN†


□ †この恋は秘密†
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『ずっと、ずっと…一緒に居ようね…』


当たり前の様にそれはずっと続くものだと信じていた。
幼き日の約束。


でも…それはあっけなく崩れ去る。


そう、こんなにも簡単に…。



高校に進学し、バタバタした日々を送っていたのがやっと落ち着いてきた頃…。


夕食を済ませ自室でくつろいでいると双子の姉のカガリがやって来た。
「…どしたの…?」
キラはカガリに椅子をすすめると、自分はベットに腰掛けていた。
カガリはキラを真摯な眼差しで見つめて立ち尽くしていたが、意を決した様に口を開いた。


「…あのな…。その…アスランに…告白…しようと思うんだ…」
カガリは微かに頬を染め、キラとは目を合わさずに告げていたがキラには告げられた瞬間、何を言われたのか理解出来ずにいた。
「…告白……?」
思わず声に出ていたがキラはぼんやりと…“…何を告白するのだろう…?”とまだ解っていなかった…。
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