ロンリーガール.

□未来の花嫁.
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うん。覚悟はしていた。だから昨日スリザリンの寮に行くと見事に女の子達から、ことごとく無視された。だから、ずっごぉおおおく!機嫌が悪い!ふぁっく、なにさ、リドルの本性さえ見破れない癖に。仮面を好きなくせに。…ふん!




「だからって、朝から僕の部屋に飛び込んでこないでよ。」


『婚約者だもん』



「僕に相応しい婚約者なら、ノックくらいするさ。」



『私相応しくないけど、一様アバダの練習はするつもりだよ。』



「君、僕が妻に何させると思ってるの。」



『人殺し、』



「馬鹿かじゃないの。」





リドルは、私服に着替え終えたのかバスルームから出てきて、ベッドに寝て、ゴロゴロする私を見た。




「はぁ、婚約者よりペットの犬みたいじゃないか。」



『何、不満?朝からダーリンの顔を見に来たってのに。…ふん、貴方は私の顔を見たくなかったって言うの!少し離れていただけでこんなに胸にが痛いの―いった!叩かないでよ!』



「君が気持ち悪い事ばかり言うから。」



『え、言葉は必要ない的な?』


「勘違いも甚だしいよ。」



『…所でリドル、お腹空いた。』



「まだ食事の時間じゃない。」



『じゃあ、一発芸して。』



「黙らせてやろうか。」



『遠慮しますわ。』


「なら黙ってまたふて寝しなよ、」



『えー、二人きりだし恋人らしいことを…』



「…ナナ、君って…ほんとに…」




ベッドの端から端まで転がるする私、そしたらリドルがベッドに乱入してくると私の動きを遮った。



「…ちょっと、聞いてる?」



『なに、今端から端まで転がるのを何回できるかを…』



「恋人らしい事する?」




『うん?』




よく考えたら、リドルったら私に今覆い被さる感じだよね。あれ、発情期中ですか?リドル君。




『え、や、じょうだ…』


「馬鹿だな、だって恋人で婚約者なんだろう?いつかこうなる。」



『まだ三日だよ。私リドルにときめいた事ないし。』




ピシッ!あ、あれ。リドルの表情が固まった。なに、私何か言った?リドル恐い顔になってきてますけど、あれ、くっそ杖忘れてきた!




「…ナナ、僕に何だって?」



『ドキドキしない』



「は?この僕に?」



『うん。今押し倒されてるけど。』



にっこり、リドルが満面の嘘臭い笑顔を向けた。





「覚悟してよね、ナナ。」





あれ、男のプライドズタズタにした感じかな。そりゃあ人気者のリドル君、数々のプライドの高い美少女を落としてきただろうさ。けどちっとも、私にとったら魅力的じゃない。




『…何を?』



「僕を好きにならないなんて、おかしいだろ。」



『いや、リドルの方が頭おか…、ごめんなさい、ごめんなさい、だから首に手をかけないで下さい!』



「…ナナ」




突然変わる雰囲気、私は無意識に体に力を入れた。





「…僕が好き?」



『え、だからー、』
僕が好き?




『…はい、好きです。』



「よし、なら良いよね。」






突然視界が、リドルの顔でいっぱいになった。ふわっとした感触。少し顔を離したリドルが意地悪く笑う。





「…顔、真っ赤だよ?ナナ。」







このヤり〇〇野郎!











そして、リドルに殴られたのは言うまでもない。



***
あんな理由のキスに、
ドキドキしてないもんっ!
















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