poem 1

□こころ
1ページ/1ページ










               腹立つくらいに不器用で

               泣きたくなるほど優しい世界

               不安だけを知りすぎた

               僕らの心は夜明けを待ってる

               寂しさだけなら苦しくて

               笑うことすらできないけれど

               笑いたいって

               こころはきっとそう思ってる



               誰かを待ってるわけじゃない

               一人で歩けないわけじゃない

               ただ独りでいるのが怖いだけ

               隣にいてほしいなんて

               わがままを言うつもりは無いけれど

               こころは繋がっているんだって

               感じていたいだけなんだ

               手を伸ばせばちゃんと

               握り返してくれるって

               信じさせて欲しいだけなんだ



               夜明はきっと

               もうすぐそこにやって来ているのに

               一歩を踏み出すための勇気が

               まだ足りないだけなのだろう



               もしも笑顔がそこにあったなら

               迷うことなく駆け出せる

               そんな気がするだけなんだ

               いつかこころに射し込む光が

               どうか君の笑顔でありますように  























・              

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ