茶顎学園
□第4話 暗殺者
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1月1日 午後2時
クラトスは少し間を置き話した。
「実は1週間前にも私の近くを通り過ぎた人が何者かに撃たれている。」
クラトスは更に続けた。
「前に学校に熊が入ってきた時もあっただろう。
あれもそいつの仕業だ。」
ヒロカズは多少驚いて1歩引き下がり、クラトスの後ろの誰かに気がついた。
「クラトスさん……その後ろの人誰ですか?」
クラトスは後ろを振り向き叫んだ。
「貴様何者だ!」
後ろの人は奇妙な声で答えた。
「私はイック。クラトス、お前を恨み、殺す者だ!」