日和

□そんな日和
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「ひ、ぃ」


チリン、と鈴がなる


芭蕉にとってさらに恐怖感が膨らむ


ツン、と鈴の付いた針で乳首を突かれる

「っ、」


「あ、芭蕉さん乳首起ってきましたヨ?怖いんですか?それとも


興奮してるんですか?」


「ね、ネェ、曽良君やめようよこんな....の

ひ、っ」

恐る恐る顔を上げようとした芭蕉の髪を鷲掴み、顔をあげさせた


「怖いんですか?興奮してるんですか?

ねぇ、芭蕉さん答えてくださいよ」


「曽良く「答えてください」


髪をさらに強く掴まれ、ビクリと体が揺れる



「怖い、よ......」


「そうですか」


スッ、と髪から手を離され、ホッ、とする


「さ、始めましょうか芭蕉さん」



乳首に針が押し当てられたと思ったらピリっ、と痛みが走った

「ひ、ぃああああ!!!!やめてぇ!」

「いいですよその顔。ぞくぞくします。」


プツリ、と刺さった針は抜けないようにと止められ、芭蕉が暴れるたびにチリンチリン、と鈴の音が部屋に響いた

「まだですよ芭蕉さん」


もう片方も、と耳元で囁かれたと思ったらまた、針を押し当てられる


「や、ぁぁあああ!!!!!!!!」

「はい、終わりです」


「曽、良君とってぇ!!!!痛いィ、早くとってぇ!」


パンッ、と部屋に渇いた音が響いた





曽良君に叩かれた...?
私はそんなに嫌われているの?
私が君に何をしたの?


「何ですか芭蕉さん。人がせっかく付けてあげたのに。それにそれが人にものを頼む態度ですか?」


「っ、ぁ...」


「ほら、芭蕉さん謝って。」


なんだか今の曽良君には逆らえない気がした



「ごめ....なさ、い」


「はぁ?本当に反省してるんですか?」



「っ、..」


「ほら、ちゃんと心を込めて謝ってください、よ!」


曽良君の不機嫌な声が聞こえたと思ったら顔面に拳がふってきた


ドゴっ、と音と共に布団の上に倒れ込む


布団にパタパタと真っ赤な染みができていく

「ひ、ぅ」


「ほら、芭蕉さん早く、ほら、ほらぁ!」


寝そべる芭蕉の腹を何度も何度も蹴り飛ばす曽良


鈍い音が部屋に響き渡る



謝らなきゃ謝らなきゃ


そう思ってるのに曽良君の暴力は止まなくて、なかなか声がだせない


「ひ、っ....曽良く、ん」


名前を呼んだ瞬間蹴りは止んだ


「許し、て..ごめんなさい..」


「許してほしいなら僕の舐めてくださいよ」



「っ、え?」


何を?と思い顔をあげると曽良は服から自身を取り出し芭蕉の顔にこすりつけた

「ぁ、や」


「ヤ?何いってるんですか芭蕉さん許して欲しいんだったら早く舐めてください」

曽良は自身を掴み、芭蕉の頭を押さえ付け芭蕉の唇に自身を押し当てた

「っ、ん」

「早く、口を開けてください」


フルフル、と小さく頭を左右に振ったが曽良はさらに強く押し付けた


芭蕉は一瞬目を見開いたが、諦めたように小さく口を開いた


少し開けた口にすぐさま肉棒が押し込まれ鳴咽するが曽良は押さえ付けている手を離そうとはしない


「ほら、芭蕉さん舌をつかって」


「ぅ、ぐ....ん」


ズン、と曽良君は腰を打ち付けて来た
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