ボコ題

□つねる
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幼い総悟と若土方的な。

のほほんと。

――――――


「総悟っ!てめー、また悪さしやがって!

俺のフンドシどこに隠しやがった!!」


「やーいやーい!フルチン土方ー」


バタバタと騒がしく寺を走り回る二人。


「な!?
てめー!まて、このやろー!!」


「わっ」

きゅ、と角を曲がった瞬間どん、と何かにぶつかり総悟は尻餅をついてしまった



「おいおい。追いかけっこなら外でやれよー」

はぁ、と呆れながら転んだ総悟に手を差し延べるのはみんなを引っ張ってくれる近藤さんだ。


「はぁ、はぁ..
あ、近藤さん..」


「げ、土方」

総悟は立ち上がるとすぐさま逃げようとしたが、あっさり土方につかまってしまった。


「はーなーせーフールーチーンー!」

「ふ、るちん?」

総悟の言葉に土方を見遣る近藤。


「な、てめー!このやろー」
土方はぐに、と総悟の頬をつまむと左右にひっぱったり、伸ばしたりした

「い、いひゃいぃぃ

やめ、いひゃいいひゃい!!」

「じゃあ俺のフンドシどこにあるか言うか?」

力を緩め問い掛けると総悟はがっ、と土方の股間を蹴り飛ばした


「っっっっつ!!??」

言葉にならない叫びをあげる前に総悟はそそくさと退散していた


「あ、あんにゃろー..まちやが、れ..いたたた!いたい!」

「とーしー..

総悟をいじめるんじゃない!」


近藤は土方の耳をつねり、紫色のオーラを放っていた


「…へっ?」




end


実はそんなオチ。
 

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