ogni giorno

□大晦日
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「何やってんだ」
「あっ、おはようボス」
「あらぁ〜おはよ!」





「ウフフ、明日はジャッポーネで言うお正月だからね、二人で御節作ってたのよ。ねぇっv」
「うんっ!
リア姐日本料理も得意なんて知らなかったよ」
「ヴァリアーの太陽ですもの、これくらい出来て当然よぉ〜」





「あっ!!ダメだよボス、つまみ食いしないの!」
「栗……」
「しかも栗だけ食べてボスったら!」
「甘ぇ」
「栗きんとんだもん、甘いよ」
「これはなんだ?」
「これは黒豆」
「…まんまだな」
「そうそう、まんま。」





「(なんか微笑ましいわねぇ…)そうだボス、この子と二人で一緒に作ったらどうかしら?」
「はぁ?」
「私はあっちを手伝ってこなきゃいけないし。」
「あっちで何かやってんの?」
「スクアーロとベルちゃんに談話室の掃除を任せたんだけど…この音は間違いなく大乱闘の証拠だわ」
「あー…だから騒がしいのかぁ、さっきから。レヴィとマーモンは?」
「お餅つきをやらせてるわ。」
「えっ、じゃあつきたてお餅食べれるの?」
「えぇ。なんかね、貴女がいるからかしら、皆ジャッポーネ風にお正月を迎えたくてやる気満々なのよ」
「そっかぁ…なんか嬉しいね」
「ウフフ、そうねぇ〜」
「おい。勝手に盛り上がってんな。結局俺は何すりゃいいんだよ」
「じゃあボスは……」

「それじゃ、頑張って仲良くね〜オホホホ……」



「(さてと、お掃除組はどうかしら)」
「ゔお゙ぉい!!痛ってぇなぁ!いきなり離すんじゃねぇよ!足に落ちたじゃねぇかぁ!」
「知るかよ、お前が貧弱なのが悪いんじゃね?」
「あ゙ぁ!?てめぇに貧弱とか言われたくねぇぞぉ!」
「はいはい喧嘩してないでさっさと掃除しなさい!私から見たらどっちもまだまだって感じよ!」
「お前が筋肉バカなだけじゃん?」
「ハンッ、実際一番貧弱なのはベルだろぉ!」
「王子は肉弾戦派じゃないから関係ないし」
「言い訳してんじゃねぇぞぉエセ王子がぁ!」
「あ?何?正月早々サボテンになりたいって?」
「ゔお゙ぉい!返り討ちにしてやる!」
「やめなさいって言ってるでしょ!!」




(ガッシャーンドカッゴンッグシャッバキッ)

(ガシャ バリンッ)
「「「あ゙」」」




「今のバリンッって嫌な予感がするけど何があった!?」
「うるせぇぞドカス共何の騒ぎ……だ……………」
「ゔお゙ぉいボス、これにはワケが…」




「あ!ボスの酒棚が粉々にっ…!」


「………。
…どいつから逝っとくか?」
「うししっオレ知ーらねっ!」
「おまっ…、抜け駆けすんな待てやコラァ!」
「また仕事が増えそうねぇ…」
「(コオォオ………)」
「待……ッ」










ボスと大晦日
「さぁ皆!ヴァリアークオリティで片付けるよ!」
「…ム、何の騒ぎだいこれは」
「あぁあ!ボスの為に俺が雷撃隊に用意させた酒達がぁあ!」






081231
ボスというよりヴァリアー。


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