ogni giorno
□初詣
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｢ジャッポーネ行こう！｣
｢何しに｣
｢もちろん、初詣！｣
｢てめぇ暗殺者のくせに神頼みにいくのかよ｣
｢いいじゃん細かいことは。ボスと一緒に出掛けたいの。｣
｢……任務は。｣
｢レヴィがやってくれるって！もちろんボスの仕事はスクアーロが。｣
｢押し付けやがったな…｣
｢ボスだってあの大量の書類片付けるのに死にそうになってたじゃん。レヴィなんて、ボスから俺に…！？なんという有り難き幸せ！…とか言って喜んでたし。｣
｢勝手に何言ったんだよ｣
｢行こうよ｣
｢はぁ………｣
｢案の定、鬱陶しいカスだらけだ｣
｢ボス、人とぶつかっても憤怒の炎出しちゃダメだからね｣
(ドン)
｢痛っ……｣
｢……あ？｣
｢(い、言ってる側から…)ぼ、ボス……｣
｢気をつけろ｣
｢す…すいません｣
｢え………いつものボスじゃない！怖っ！｣
｢てめぇが怒るなっつったんだろうが｣
｢そりゃそうだけど、ね。なんかボスが素直…あのボスが。｣
｢喚いてねぇでさっさと用済ませて帰るぞ｣
｢(今年もボスや皆と楽しく過ごせますよーに！)｣
｢……ハッ。楽しく、ねぇ…｣
｢(それと美味しいものいっぱい食べれますよーに！)｣
｢んなもんアジトでいつでも食わせてやる｣
｢(健康でいれますように！)｣
｢もう暗殺者の願望じゃねぇな。｣
｢もうっ！！人の心読まないで下さいよボス！｣
｢口に出てんだよバカが。あとこんなところで大声でボスとか言うな。｣
｢……………。｣
｢ね、今更気付いたけどボス超目立ってるよ。さっさぶつかった人もポカーンって感じだったし｣
｢そう思うなら早く帰らせろ｣
｢あ、じゃあおみくじ引いてから帰ろ！｣
｢またくだらねぇもんを…｣
ボスと初詣
｢あっ、ボスすごいじゃん大吉だ！私なんて末吉なのに。｣
｢……ハッ、くだらん｣
｢ほんのちょっと嬉しいって顔してるよ｣
｢ふざけんなカス。してねぇよ｣
090102