☆庭球歌劇部屋A☆

□同窓会
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「「「カンパ〜イ♪」」」


滝川の珍しい一言から一月。

kimeruの物凄い伝達力で集まったのは滝川を始め、柳、阿部、土屋、永山、青山、郷本、森山、大口、遠藤。


「久々だね、このメンバーで集まるのも」

「全員仕事が同じになるなんて、ほとんど有り得ないからなぁ」

「でも個々で会ってたし、懐かしいって気は少ないね」


お互いに仕事やプライベートで会っていたが、こうやって全員が揃うのは本当に珍しい。


「皆どうなん?」

「どうって??あ、俺達はラブラブだよvv」

「たかし///」


勝手に恋愛話へと向ける永山に、土屋は慌てて止めに入る。

でも永山は近づいてきた土屋にギューギューと抱きついた。


「ほんまにラブラブやなぁι」

「おいおい、周りの目もあるんだからな?」

「やっぱり貸し切りにすれば良かったかな?」

「キメ…ι」


何気なく阿部にすりよるkimeruに、阿部は諦めたように肩を貸した。


「「部長部長!!」」

「な、なんだよ…」


滝川は可愛い二人に囲まれて、大口に熱い視線を送られていた。


「兼悟、雄弥を連れてけ!」

「あ、はい♪」


滝川の言葉に、大口は嬉しそうに腰を上げた。
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