☆庭球歌劇部屋A☆
□『大好き』の次は『大嫌い』?
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なぁんて、恥ずかしくて言えやしない!
「誕生日祝ってくれるのは嬉しいけど、オレはどういう反応すればいいんだ?」
あ゙〜!
恥ずかしいよなぁ、やっぱり///
「でも会えるし…いっかvv」
きっとオレ、素直じゃないけど。
「そろそろ行こうかな…どうせつっちーは遅刻だろうけど!」
ヘラヘラしながら、"ゴメンね♪"って現れるんだ。
考えただけで笑いが溢れて止まらない。
オレはプリプリしながら、実はそんなつっちーが好きで堪らないって思ってる。
笑顔で何でも誤魔化そうとするつっちーを…
家から待ち合わせ場所に出発して約40分。
携帯ポチポチしながら、"たかし!"って声掛けられるのを待つ。
「まだかな?」
相変わらずルーズなんだから。
でも好きだから、怒らないよ。
「たかしぃ〜!」
来た来た!
やっぱりヘラヘラしてるし…
「もうつっちー嫌い!寒いのに待たせるなんて最悪!!」
「そんなぁ〜υ」
頬を膨らませて、プイッとつっちーから視線を反らす。
焦ってるつっちーが可愛いや…///