氷見

□be warmhearted
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あなたは一途なひとだから


寂しい想いはしてませんか?
構ってほしがりの貴方のことだから
きっと色々なひとに話し掛けては
微笑んでいるのでしょう


あなたは淋しがりなひとだから





僕の知らない貴方がいるなんて当たり前のこと
それすらも寂しいなんて


きっと我儘もいいとこだって
貴方は笑うのでしょう。



お元気ですか?

糖分ばかりとらないで
塩分も控え目にして。

貴方の味覚は極端だから。



貴方がいない夜が
こんなに満たされないなんて。

まさか
側にいた時はちっとも
思わなかったのに。



貴方の肌に触れた
あの時のことを思い出しては
物足りない夜を繰り返す


初めて重なった夜を覚えてますか?
貴方は軽くなんてなかった。
周りの言うことなんて気にしないで下さい。

初めての夜、
動きの固かった貴方。
何度も人の肌を感じた身体ならば
こうも動けないはずがないでしょう?


貴方が軽薄で浮気者かどうかなんて
寝てしまえば
すぐにわかるんです。


周りがなんと言おうとも
貴方の誠意や慎重さは
僕だけが知っているのです。

笑いの感情の起伏だけが激しい貴方。
そんな貴方の隣りに居たい
抱き締めてあげたい。



どうか
貴方が寂しい夜を送らないように。



貴方は幸せになるべきひとなのだから

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