今日はアレンと一緒に任務
イノセンスの情報が入り来てみたが誤報だった
――というわけで、せっかく来て帰るのももったいない気がしたからアレンとは別々に買い出しをすることに
よーっし!
せっかくの見知らぬ土地さぁ!
この町の本屋を隈なくチェックさ!
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「ふぅ…大分見終わったさ?」
先程とは違い、両手一杯に本屋の袋を抱えて歩くラビ
小さな町であるせいか、珍しい本がたくさんあって大満足
早く教団に帰って読み漁りたい程だった
「他に本屋はないさ〜?」
キョロキョロと辺りを見渡しながら歩いていると、大分向こうだが古めかしい本屋を見つけた
「おっ!また新たな収穫の気配がするさぁ――っ!」
猛ダッシュで駆けていくと段々と本屋が近づいてくる
古びた入り口を見ると、なかなかの古書が揃っていそうだった
客も多くはなく、今いるのも髪の長い綺麗そうな女の人と、正装でシルクハットを被った―――
あれ――――?
ティキ…―――?
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