昨夜から資料室で本を読みあさっていたラビ。
気がつけば朝という事態に「またやってしまった」と思いつつ廊下を歩いていると、やってきたのは同じエクソシストであるアレンだった。
「ほらラビ早く!Trick or Treatです!」
「…………」
先程から同じ言葉を繰り返すアレン。
それを見てようやく気がついた…――。
「今日はハロウィンさ?」
「はいっvV」
ニコリと笑って頷くアレンとは反対に、ラビ少し肩を落とした。
こういうイベントがある夜には決まって来客がやってくる…――。
「(何か嫌な予感がするのは気のせいさ…?)」
「ラービー;無視しないでくださいよー;」
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