「あーやっぱラビと一緒にいるのが俺の幸せだー」
「何言ってんさι」
「いやマジだって!」といいながら、俺の肩に頭を擦り付けてくるティキ。
えっ今の状況?
ベットの上に座っているティキに後ろから抱きこまれる形で本を読んでいる俺。
「ティキには家族がいるさ?」
「いるけどー…。あいつら手加減というか年上を敬うということを知らねーんだよ」
「あぁ…、まぁ確かに」
すぐ頭に浮かんだのは、騒がしい双子と一緒になって騒ぐだろう少女。
千年公は……きっと後ろで「フフフvV」とか言いながら見てるんさ、きっと。
「だから俺の癒しはラビなの♪」
「はいはい…それは嬉しいお言葉さ」
「あっなんか今の言葉に愛を感じない」
「当り前さ、愛を込めてねーんだから」
「Σひどっ」
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