Presents

Sweet Love
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ダンダンダンッ




「ラビーっ!そっちにいきましたよーっ!」

「まかせるさぁ!」








Sweet Love



今は午後の最後の授業
体育館のライトに照らされながら、コート内を走り回る。

ボールが跳ねる音が響くなか、仲間チームから渡されたボールをドリブルしながら敵を避けて行く。






「てやぁぁぁ!」






ガタンッ……ストン




ゴールに入れられたボールは、一度跳ねてそのまま綺麗にきまった。






「「やったぁぁぁぁ!」」






ガッツポーズを決めるとチームの仲間が一斉に駆け寄ってくる。
頭をぐしゃぐしゃにされもみくちゃにされるラビ。

そのなかで向日葵のような笑顔を振りまいていた。






キーンコーンカーンコーン..






「ラビっ!今日これからどこかに寄りませんか?」

「おっいいなぁ〜vVユウとリナリーもくるさ?」

「何で俺がお前らと」

「ごめんね!私これから兄さんと約束があるの」





終りのチャイムが鳴り、汗を掻いた体操服の前をパタパタさせながらアレン達と出て行こうとしたその時―――。





ガシッ





「Σのわっ!」

「どこ行くんだラビあぁん?テメェ遅刻してきたんだろうが……」

「くっ…クロス先生…」





首根っこを掴まれてチラリと後ろをみるとすごい形相のクロス先生が

――ってか先生だってまともに授業きたことないさ…?





「あぁ?何か文句あんのか?」

「なっないでーす…」

「ふんっ…ならボールと点数板、タイマーと床掃除しとけ。帰ったら…只じゃおかねぇからな」

「ふぁ〜い…」





結局逆らうことはできずに言われた通りにすることに

アレンも手伝うと言ってくれたがさすがにそれは申し訳ないので帰ってもらった





――よしっ頑張るさっ!






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