Presents
□Sweet Love
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ガラガラ..
「えっと…バスケットボールはどこさ……?」
薄暗い倉庫内をキョロキョロするラビ。
とりあえずカートを奥に押し込んでおくことにした。
「ふぇ〜あっちぃ…早く帰るさぁ…」
帰ろうと踵を返して扉から出ようとした時――。
ドンッ
「Σぶふっ!」
ボフッと何かにぶつかったラビ。
鼻を押さえながら視線を上に上げると、そこには満面の笑みを浮かべた――。
「てぃ…ティキ!?」
「ラービvV」
すっかり身支度しているティキ。
ポカンとしていると思いっきりギュッと抱きつかれる。
「ふあっ!?なっ何さティキ!てかここ学校さ!」
「ラビ…」
するとティキは後ろ手で扉を閉めてラビをマットに組み敷く
「ラビ……」
「ちょっ何考えてんさっ!ティキっ…!」
「お前…自覚無さ過ぎ…ってかマジ気ぃ遣ってくれよな」
「はぁ?」
ラビに跨っているティキはムスッとした顔をしていた。
それに首を傾げるラビ。
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