Presents

Sweet Love
3ページ/8ページ





ガラガラ..






「えっと…バスケットボールはどこさ……?」





薄暗い倉庫内をキョロキョロするラビ。
とりあえずカートを奥に押し込んでおくことにした。





「ふぇ〜あっちぃ…早く帰るさぁ…」





帰ろうと踵を返して扉から出ようとした時――。






ドンッ





「Σぶふっ!」





ボフッと何かにぶつかったラビ。
鼻を押さえながら視線を上に上げると、そこには満面の笑みを浮かべた――。






「てぃ…ティキ!?」

「ラービvV」






すっかり身支度しているティキ。
ポカンとしていると思いっきりギュッと抱きつかれる。





「ふあっ!?なっ何さティキ!てかここ学校さ!」

「ラビ…」





するとティキは後ろ手で扉を閉めてラビをマットに組み敷く





「ラビ……」

「ちょっ何考えてんさっ!ティキっ…!」

「お前…自覚無さ過ぎ…ってかマジ気ぃ遣ってくれよな」

「はぁ?」






ラビに跨っているティキはムスッとした顔をしていた。

それに首を傾げるラビ。






次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ