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愛に溺れて
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*数時間前…*





「あっはは…もっと飲めまふよ〜〜ぅ!」

「ちょっ…アレン、もう飲むの止めるさぁ!」








今日の任務も終わり、アレンと一緒に食堂にやってきた

もちろん頼んだのはいつも通りの食事と水






「今日も疲れたさぁ〜」

「そうですね…結局イノセンスじゃなかったですし……。あっ水がもうない、ラビもいりますか?」

「ん?や、俺はいいさ」







そしてアレンは水をいれに一度席を立った

それを気に留めずにさっさと食事を口に流し込む

アレンが戻ってきたのもそう時間はかからなかった







「ただいま戻りました」

「お〜…ん?水ってそんなんだったさ?」

「へ?何か変ですか?」

「いやぁ…」







何故かアレンの持ってきた水に違和感を覚えたラビ

首を傾げながらもラビは先に食事を済ませた食器をジェリーのもとへ持っていった

そして帰ってくると―――







「おいアレン、俺もう食ったし部屋に戻「ラビーーっvV」はあぁ!!?」







声をかけるなりいきなり抱きついてきたアレンに驚く

さっきとは別人のように違うアレンを顔を覗き込んでみる







「もー僕を置いた何処に行ってたんですかぁ〜!寂しかったですよラビ〜!」

「あっアレン〜!一体どうしたんさぁ〜!!?さっきとは別人さ!」

「え〜?そんなことありませんよぉ?僕は僕ですぅ!な〜んだか水飲んでたら頭がホワホワしてきてぇ〜」

「水?…ん、あれ?酒の匂いさ…アレンまさか!」






抱きついてくるアレンを何とか抱きとめながらも、机に置かれていたグラスを手にとって鼻に近づける

その匂いは水とはかけ離れたアルコールの匂い……お酒だった







「やっぱり!何で酒なんか入れてきたんさアレン!」

「ふへ〜?お酒らんて飲んでまひぇんよぉ〜?水がなくてとらりに置いてあったのを入れてきたんれすぅ〜」

「誰さ酒なんか置いた奴は!とにかく部屋に戻るさ?」

「ラビ〜〜っ//」

「だぁぁぁ!抱きつかなくていいからちゃんと掴まってるさぁ!!?」








たった数口でベロンベロンに酔ってしまったアレンを支えながらとりあえず自分の部屋に連れて行くことにしたラビ








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