Presents
□好きだから
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「仕事抜け出してきて大丈夫だった?」
「大丈夫でさぁ。煩いのは土方ぐらいなんでねぃ」
「そ?」
賑やかな江戸の大通りを他愛のない話をしながら歩いていく
今日の約束は旦那の方から
「明後日、時間ある?」
と聞かれたら仕事があったって放ってきている
「で、結局どこに行くんですかぃ?」
「んー?万事屋」
「へ?旦那の家でさぁ」
「どっか行くってのも金無いし…それに―――」
「?……わっ」
グイッ
チュッ..
「今日は煩い奴らもいねぇし…沖田くんとゆっくりしたいし…?」
「っ…//」
頬に軽くキスを落とし
そっと耳元で囁くと
旦那は俺の手を取ってどんどん歩いていった
もちろんいきなりの事で驚いた俺は、カッと熱くなった顔を伏せながら着いて行った
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