Presents

Chocolate kiss
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「ラビはどこかな〜?」







もう夕暮れ時…――。
千年公からの仕事を終えたティキはコソコソと教団内に侵入していた。

先ほど立ち寄ったラビの部屋には誰もいなくて、あったのは脱ぎ捨てられたラビのパジャマのみ…――。




「あれっもしかして任務とか?」




今日はバレンタインということで内心ワクワクしてきたのだが――。


どんな顔をして迎えてくれるだろう?

チョコくれるかな?

買ったもの?

もしかして手作り?


そんなことを考えながらきたティキはラビがみつからないことに肩を落とす。





「ラビに出会って初めてのバレンタインなのになぁ。」





そうぼやきつつ教団内をきょろきょろと見回していると―――。







ドオォォォォン!

「わぁぁぁぁぁぁ!」







「おわっ!驚いた…なんだ?それに今の声――まさかラビ?!」





爆発音がしたと思ったらその後聞こえたのは愛しいラビの声…――。

任務ではなくいたんだと思えたことに安心したことは置いといて、ラビの叫び声に慌てて爆発音がしたほうへと走って行った。








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