Presents

甘い2人の甘い一時
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「それ!それ頂戴!」

「あっそれは私が――っ!」

「あと残りわずかだよー!これで大好きな彼に告白だぁ!」

「キャー!vV」






バレンタインデー。。
この日のために自分も少し悩んだものだ

もちろんチョコ売り場に群がっているのは女の子ばかり
それは当たり前、バレンタインデーは女の子が想いを寄せる男にチョコをあげるという年に一度のイベント

まさかそこに男がいるわけがない
今目に映ってる女の子の中に男がいるのはあまりにもおかしくて笑ってしまう
もちろん周りからの視線も痛いだろう






「総悟?どうした?」

「いや、別に――「あれっ沖田くんに大串くんじゃん?」……え?」

「なっお前――っ!」






目の前に現れたのは無造作な銀髪をなびかせて、両手いっぱいにチョコレートを抱えている坂田銀時






「旦那…どうしたんでィ?そのチョコ」

「いやいや銀さんモテちゃって困っちゃうよねぇ〜。こんなにいっぱい」

「はっどうせ自分で買ったんだろうが」

「ちょっと大串くぅん…貰えないからって僻んじゃ駄目だよ?」

「んだとコラァァァ!」

「うるさいですぜィ土方さん。で、旦那本当はそれどうしたんでィ?」

「ちょっ沖田くんも信じてくんないのぉ?!」

「とりあえずきてくだせぇ!あっ土方さんは先に屯所に」

「おいっ総悟!」








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