Presents
□おかえりのキス
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「おかえりさっ…ティキ//」
「ただいま…俺の可愛いラビvV」
パタンと扉が閉まると同時にティキの優しくて温かい腕に包まれる。
「今日もお仕事お疲れ様さっ!」
「ありがとvVこんな可愛い奥さんに言われたら疲れなんて吹き飛んじゃうねvV」
「んっ…」
そういってちゅっとおでこにキスをされる。
腕の中で頬を赤く染めてティキのスーツをぎゅっと握っていたラビは慌てて顔を上げた。
「おっお風呂にするさ?それともご飯の方がいい?」
「うーん…このままラビを抱き締めていたいけど…先にお風呂にしようかな?」
「ちょっと待っててさ?湯加減見て来るっ!」
ティキの上着と鞄を持ってパタパタとかけていくラビの後姿を見てつい微笑んでしまう。
ティキはネクタイを緩めながら寝室に向かった。
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寝室にいたティキを浴室まで見送ると、ラビは慌ててキッチンへ戻った。
下拵えしておいたスープに火をかけたり
少し冷めてしまったおかずを温めたり
せわしなくキッチン内を行ったり来たり..
「ん……ちょっと甘いかな?」
「あっ美味しそう」
「ひゃっ!ティキ…っ?早いさι」
「だってお腹すいたもん♪」
後ろから優しく抱きしめてきたティキは、お風呂上がりでほんのりとボディソープの香りがする…――。
「もうすぐできるさ?」
「うんvV――やっぱ似合うなそのエプロン、すっごく可愛い」
「っ//でもちょっと恥ずかしいさ//」
「俺の前だけだからいいだろ?俺だけの可愛い奥さんなんだからvV」
「〜っ!早く食べるさっ!」
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