Presents
□Forever..
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「ひっばっりっく――ん♪」
「うるさい」
骸がきて数分..
再び書類に目を通し始めた僕に骸は後ろから抱きついてきて離れない。
いつもならすぐにでもかみ殺してるけど……それをしないのは。。
「雲雀くん、僕の誕生日プレゼント…受け取ってくれますよね?」
「プレゼント?何、持って来たの?」
「はいっ!」
その言葉を聞いた時、不覚にも嬉しいと思ってしまった自分が嫌になった。
なんだろう――なんだかんだいって僕はこいつに溺れているのか。。
寧ろ今日というこの日に
今この瞬間に君といるこの時間が
心地よいかもしれない――。
「しょうがないね、せっかくだからそのプレゼント受け取って――――」
「リボンを綺麗に結ぶのに苦労しましたよvV(カチャカチャ)」
「ちょっと――何故ズボンを脱ぐの」
「バースディプレゼントは僕です♪なんて言ってみたりして(笑)」
「死ね(蹴)」
「狽ョはぁ!」
前言撤回するよ
「ひっ雲雀くん酷いです…っ、僕の息子がお釈迦になるところでしたよ…っ」
「寧ろ君がお釈迦になりなよ」
「……ふむ、あまり喜んではもらえないみたいですね」
「そんなプレゼント貰って喜ぶ人なんていないよ」
股間をおさえながら地面に項垂れる骸
しばらくして立ち上がると、クルリと骸は僕に背を向けた。
「骸…?」
「クフ…今日はあなたの誕生日。そんな日に君にこれ以上不快な思いさせたくないので」
「えっ…ちょっどこに――」
「では雲雀くん、僕はこれで――」
「まっ待って…っ!」
ギュッ
僕の体は何故か…背を見せて応接室から出て行こうとする骸を追うかのように動いて――。
彼の広い背中に体を密着させ、腕を絡ませた。
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