Presents
□甘いプレゼント
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「雲雀くん!今日は僕の誕生日なんですよ!クフッ♪」
「じゃあついでに今日を命日にしたら?すぐかみ殺してあげるから」
「何のついでですか?!(´ロ`)」
「うるさいよ」
「クハッι(;A;)」
どうして雲雀くんはこんなに機嫌が悪いのでしょうか?
今日は僕の誕生日なのに!
照れているのでしょうか…可愛いですねvV
それより手を洗いたいですね―――親指以外の指が埃まみれです。
「早く帰ってよ、邪魔」
「えっ?!だって今日は僕の誕生日なんですよ?!」
「だからなに?」
「だって僕の誕生日なんですよ?!」
「だから僕には関係n「僕の誕生日なんですよ?!」………」
ほらっ僕は雲雀くんの誕生日の時にプレゼントを用意したでしょ?
リボンを結ぶのに苦戦しましたがちゃんとビッグ☆なプレゼントを用意しました!
雲雀くんは恥ずかしがって受け取ってくれませんでしたが……僕も今日はそんな期待を胸に昨日の夜から待ち焦がれていたのに!
「なに?君、わざわざ誕生日を祝って欲しくてここにきたの?」
「ワン♪(はい!)」
「柿と犬は祝ってくれないんだね」
「クゥ〜ン;(そうなんです;)」
「そう…それは可哀想に」
「へっへっ♪(だから雲雀くん!僕を可愛がってください♪)」
「少し同情しかけたけど……その犬語ウザイから出て行け」
「雲雀くぅぅぅん!!泣(;A;)」
犬みたいに可愛くおねだり
―――却下
「まぁいいけど…ここにいることは許してあげるよ」
「本当ですか?!」
「うん。君、僕の誕生日はちゃんと祝ってくれたしね」
「雲雀くん…っvV(*´∀`*)」
「僕が『いいよ』って言うまでそこに座ってたらいいものあげるよ」
「!」
「だからこれ食べながら大人しくしてて―――はいこれ、極細ポッキー」
「はぁ……」←受け取る
*20分後*
「………(カリカリ)」←書類整理
「………(ポリポリ)」←ポッキー
「………(カリカリカリ)」
「………(ポリポリポリ)」
*さらに20分後*
「………(カタカタ)」←予算計算
「………(ポリポリ)」←ポッキー
「………(カタカタカタ)」
「………(ポリポリポリ)」
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