「あ〜…よく寝たな…ん?」
一息欠伸をついてふと横を見ると
赤い髪に右目に眼帯、色の白い肌に形のいい唇…その唇からは安らかな寝息が聞こえ、ベットのシーツをギュッと握っている
可愛い可愛い……俺の恋人
「クスッ…可愛いvV」
隣で眠る可愛い恋人を見てふと声を漏らす……何回も何回も言った言葉だが未だに口元が緩む
「ん……」
「あれ…起こしちゃったかな?」
しまったと思ったがどうやら起きたわけではないらしい。横に向いていた体は寝返りをうって真っ直ぐと天井に向けられた。
何とも言えないベストポジション
気がつけば俺は
可愛らしい恋人の上に…――
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