Tyki×Lavi

どんな君でも愛してる
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コツコツと俺の革靴が鳴り響く
相変わらず薄暗い廊下

だが今日は早足でその廊下を歩いていく
早く会いたいしね?





「おヤ、ここにいたんですカ?ティキぽんvV」

「うっ……」





しまった捕まった…――。
突き当たりの角から出てきたのは紛れもなく千年公

探してたってことは―――やっぱりそういうことなのか





「今すぐやってほしい仕事があるんデスvVもちろん行ってくれますよネ?」

「あ〜…いやぁ……」

「おヤ?無理ですカ?――こんな時間になんの用ガ?」

「(笑ってるけど怖いって…)あ〜…いいですよ?もちろん」

「いい子デスvVすーぐ終わる仕事ですから早く終わらせちゃってくださいネvV」

「はーい……」





そう言って小さな紙を渡して廊下の奥へと消えていった千年公

せっかくのデートだってのに…でも千年公には逆らえないし

早くすまして会いに行こうっ!






そう思って俺は千年公からの仕事に向かうことにした

愛しい愛しい俺の恋人―――







まさかあんな事になるなんて思わなかった…――

俺が千年公の仕事を引き受けてしまったことを後悔するなんて






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