Tyki×Lavi

教団パニック!2
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朝起きたら体が縮んでいたラビ。
教団内にいる魔の手(アレン、神田他)から逃れさせるべくリナリーが探したのは、ラビ の恋人ティキ・ミックだった…。







教団パニック!2



「――ってとりあえず連れて来たけど…このまま館に戻っていいのか?俺…」

「きゃー!お空飛んでるさぁー!」

ぶふっ!(流血、本日2度目)」




1人考えてると、腕に抱いてる仔ラビは空を飛んでいることに「きゃっきゃっvV」とはしゃいでいた。

本日2度目の流血をなんとか手の甲で拭うと、ニコッと笑みを浮かべてラビを見る。
ラビもくりっとした翡翠の瞳をティキへと向けた。




「(ヤバイ可愛い)えーっとラビ?これから俺の屋敷に行くんだけど…いいか?」

「チキのお家?」

「(耐えろティキ・ミック!)そっそうだよ?おもちゃとかお菓子とかいっぱいあるから」

「おもちゃ!お菓子!行くさぁー!」

「了解しました♪」




やはり子供、おもちゃとお菓子という言葉に反応して眼をキラキラさせている。

ってかおもちゃとかあるよな?
ロードとか双子が持ってそうだし……お菓子はスキンから拝借しよう。
問題は伯爵だな。。




「チキ!早くっ早くさぁー!」

「ん?あーはいはい、ちょっと急ぐからしっかり掴まってろよ?」

「びゅ〜ん☆(ノ^ω^)ノ」

Σぶはっ!(ちょっ可愛すぎ//)」





*****



〜伯爵低〜


「はい、着いたよ?」

「わぁ〜!おっきなお家さぁー!」

「(さてどうしよう…。やっぱりこっそり入ろうかな?伯爵もそうだけどロードや双子もラビに関してはうるさいからな。。)」

「あー!ウサギとティッキーだぁ!おかえりぃ♪」

「ん?あぁただいま」

「――あれ〜?ウサギが小さくなってる〜?」

「そうなんだよ…俺ビックリしちゃった」

「キャハハ♪でも小さいウサギも可愛いねぇ♪」

「だろ?!もう仔ラビ最高―――って何してんのロード」

「あっやっと気づいた♪

「すいません、今気づきました。――こらこらロード、ラビ離して?」

「え〜?」

「お姉ちゃっ…苦しいさぁ〜…」




もう考える必要はなくなったな、さっそく見つかってしまった。

慌てて視線を移すとラビはすっぽりロードの腕のなか。
もぞもぞと腕のなかで動くラビをロードから解放してやる。

くそっロードのやつ…。
俺だってまだラビをぎゅってしてないのに。





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