Tyki×Lavi
□教団パニック!2
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「へぇ〜♪それでウサギを連れてきたわけか♪」
「だってさ…少年とか一番危険じゃん?」
「アレンは僕のだよー?」
「とりあえず、あまり騒がないでくれよ?伯爵に見つかるとめんどくさいから」
「伯爵なら今日いないよー?仕事だから帰ってくるのは明日だって♪」
「マジ?」
「マジ〜♪」
どうやら伯爵は今日から明日まで屋敷には帰ってこないらしい。
よし、それならなんとか安心できる。
くきゅるるる..
「ん?」
「………//」
「ラビ…お腹空いた?」
「お腹が変な声出すさぁ…//」
「お菓子ならたーくさんあるよ〜?」
「ん、とりあえず入るか」
*****
「美味しいさぁ!」
「ほらラビ?ここ付いてるよ?」
「んむ…」
只今俺の部屋にてお菓子パーティー中。
ちなみにロードは、飴1週間分という約束で退室してもらった。
貴重な時間を邪魔されてたまるか。
飴がなんぼのもんじゃい。
↑キャラ崩壊
ラビはさっきからクッキーを食べている。
もちろん俺はお菓子なんか食べないでコーヒー片手にラビを凝視。
「チキ!」
「んー?」
「あげるさぁ♪」
「なに、俺にくれんの?」
ラビが俺に何かを差し出してきた。
見てみると―――それは棒付きの飴。
俺に差し出してるのはソーダ味、ラビが持っているのがイチゴ味。
にこっと笑って飴を差し出すラビを見ながらも、俺は顔のデッサンが狂わないようににっこりと笑みを浮かべた。
「ありがとな?ラビvV」
「えへへ//」
「っ〜//!」
「ねぇねぇチキ――あーん♪」
「えっ?!」
するとラビは俺に渡した飴の包みを取って再び俺に差し出してきた。
何とも言えぬ「あーん♪」サービス付き。
そう、夢の「あーん♪」
決してラビがしてくれなかった夢の「あーん♪」が今目の前で!
「チキ?あーん♪」
「あっ…あっ…」
「あーん♪」
「あーんvV」
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