Dino*Mukuro×Hibari
□舞い降りた天使2
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IN 応接室
「あっ委員長…今日はその…」
「何?」
朝の仕事を終わらせて応接室に戻ると草壁がなにかモゾモゾしながら何か言いたげだった。
うん、気持ち悪いね。
「今日はお子様と一緒ではないんですか…?」
「あぁ、後で来るよ」
「そうですか…!」
すると草壁、何がそんなに愉快なのか満面の笑みに加えてルンタッタとスキップをしながら応接室を出て行った。
あえて僕はそれに突っ込まずにソファに座った。
奴は前々から(とくに昨日から)どこか可笑しかったので今更である。
ガチャ
「ママ!来ました!」
「恭弥!見てくれっ2人共可愛いだろ?!」
「パパいちゃい(痛い)」
「わお、早かったね」
小走りで部屋に入ってきたレガーロの後にディーノがアンジェリーノを抱いて入ってきた。
ディーノの趣味なのかレガーロは男の子っぽい服をきてるものの、何故かアンジェリーノは可愛らしい服を着ている。
そりゃもう女の子ですと言えるほど…。
「レガーロはいいとして、何でアンジェはそんな格好してるの?何、あなたの趣味?」
「なっ可愛いだろ?!ほらっアンジェは恭弥似だから似合うと思って…恭弥だって小さい時はこういうの着てたんじゃ…?」
「子供の前で変な妄想は止めてよ」
「ママ!どうですか?パパがかっこいい服を選んでくれました!」
「よく似合うよレガーロ。アンジェもね」
「えへへvV」
そういうとレガーロが子供らしい笑顔を浮かべて恭弥にぎゅっと抱きついた。
なんて可愛いんだろう…ディーノもこんな時期があったのかと思うと今がとても不憫だ。
ガチャ
「委員長!お子様はいらっしゃいましたか?!」
「わお草壁。君どこ行ってたの」
「はい!この草壁!是非委員長のお子様達と親しくなろうとこんな物を用意して参りました!」
「は…っ?」
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