Gintoki*Hizikata×Okita

優しく抱きしめて
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「で?俺が帰ってくるまで待って何の用だ?」

「大して用があるわけじゃないでさァ…ただ仕事帰りの土方さんをちゃかそうと――」

「は?バカかお前…さっさと部屋帰れ、俺は眠いんだ」




いつもの悪戯な笑みを零して喋る沖田を横目に布団を敷く土方。
着替えようと隊服に手をかけた時に、敵の返り血があったことを思い出した。




「派手にやったんですねィ…返り血ついてまさァ」

「お前よかマシだ…ッチ、めんどくせぇ」

「土方さん……」




気がつくと手にもついていたので、手を洗いに部屋を出ていこうとすると沖田の手が土方の手を捕らえた。
振り返ると沖田が土方の血がついた指に、口を含ませていた…――。




「ばっ…総悟っ」

「せっかく俺はいるんですぜィ?舐めまさァ……んっ」

「………」




小さな舌を出してチロチロと指先を舐める沖田をジッと見つめる。
暖かい口内に感覚を奪われながら、いつの間にか小さな体を布団に組み敷いていた…――。




「もっかい聞くぜ?総悟…お前何しにきたんだ?」

「クスッ…言ったでしょ?仕事帰りの土方さんのためにわざわざきたんでさァ」

「こういう意味…でか?」




白い着物の隙間から直に肌に指を滑らせる。




「あっ…ンンぅ…っ」

「どうなんだよ?総悟…」

「――そうだって言ったら…っ?」

「今夜は眠らせねぇ…」






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