REBORN!corto
□愛を感じて
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「憐〜♪おはようございます。」
朝、並中の門を潜ろうとした所で骸に呼び止められ、無視しようとすると捕まった。
『制服を着替えたって同じよ。一体何処から手に入れるのかしら』
捕まった手首を振り払った所で気が付いた。
昨日は黒曜中の制服だったが、今は並盛中の制服に身を包んでいる。
「こんな物は作らせました♪」(千種に)
『(その子可哀想に)帰って。』
彼に見付かってしまう。
面倒事は嫌。
「そこの南国果実頭の目出度いやつ。僕の学校の制服着て何やってんの。」
ほら見付かった。
「あぁ。これはこれは雲雀恭弥。僕は今から此処に転入しますν」
「『は?』」
いきなりそう言われて、頭が付いて行ける人はいないと思う。
雲雀さんとはもっちゃったじゃんか。
「ふざけないでよ。そんなの許さないから。」
骸の言葉に雲雀がトンファーを構えた。
「何故君に許しを乞わなきゃいけないのですか?」
可笑しいと言わんばかりにクハハと笑う骸。
登校中の生徒様ご一行は、空気を読んでか距離を取ってる。
戦闘でも起こしそうな空気の中、良く通る声が響いた。
「骸?!お前何やってんだよ!?」
「おや?僕は何もしてませんよ?」
「じゃあなんで並中の制服着てんだよ!!?」
「テメェまた、十代目のお命を狙ってやがんだな!!」
「今は興味ありませんよ。今興味があるのは彼女・・・・・・Σ憐?!」
鼻で笑うと、憐が居た筈の所に目を向ける。
するとその場に憐は居なかった。
「・・・群れ過ぎで此処に居る全員。噛み殺す!」
自分の存在を忘れべちゃくちゃ喋ってる数人にキレた雲雀が骸に襲いかかる。
普通の生徒達は逃げ出したが、ツナ達は止めるか否かを考えていた。(ツナは焦りぎみ)
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