PURE LOVE

□1st GAME
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ピポピポピポーン─…

コンビニのドアが開いた。
開いたと思えばそこから5人以上の男子がぞろぞろと入ってくる。

『いらっしゃいませー』

私が挨拶すると「ども」何てぶっきら棒に返してくるヤツもいた。


がやがややって一先ず買い物が済んだのだろう。みんな手いっぱいに食べ物や雑誌を抱えている。



『(高校生…かな)』

時間も10時手前だったので私は高校生と断定した。



『お会計、別にしますか?』

何て聞いたのが悪かったのだろう…奢る奢らないでもめている。


『(あたし、こんなにコンビニで言い合った経験ないよ?)』

何て馬鹿にしながらレジを打った。


会計が済んだ後は、コンビニの前で食べ物を溜って食べている。

『早く帰ればいいのに…』

何てぼやきながらも今日のバイトは終了。


家への帰り道、ふと彼らのことを思い出してみた。





『そう言えば格好いい人多かったな─…また来るかな』






何てただ空に消えるだけの言葉を吐いた。
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