PURE LOVE
□2nd GAME
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次の日―…
「ほのかぁー」
あたしの名前を呼んでこっちへ駆けてくるのは、同じクラスの友達。
『そんな大っきな声で呼ばないでよ。恥ずかしいから』
照れながらも追いついてきた友達と足を先へ進める。
「今日の放課後ってヒマ?」
『あーごめんちょっと用事あって』
「またバイト?」
『違うちがう』
それ以上深くは聞いてこない友達。ちょっと、ほっとした。
「じゃぁ何かあったら言ってよ?」
『はいはい』
それでも心配はしてくれて…ほんとに、いいやつ。
そんな風に、いい感じになっているあたしの前に見えた人。
『え…』