チェシャ猫(歪み)



<< *< ># >>

チェシャ猫の素顔を超美形に描く絵師さんは沢山いるし、実際私も蛭魔並に妖艶だと思うけど、顔を描いてしまったらそれはもうチェシャ猫では無いと思う。

どんなに恰好良く、美しく描いたとしても、フードを目深に被り素顔を見せないチェシャ猫の魅力には絶対勝てない。

きっと、両腕の無いミロのヴィーナスが普遍的に美しいとされるのと同じなのかな。

だから、顔を見せたチェシャ猫は何処か物足りなく何処か完結してつまらない。それはチェシャ猫ではない。
想像する事そのものに、チェシャ猫の魅力はある。




…とまあ何か難しそうな御託並べてますが、要はチェシャ猫愛。
[戻る]



©フォレストページ