精神公演義第1巻(旧)

□第1話
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アツシ「ちっ、見つかったんなら仕方ねぇ。俺は芝那の師団『デリ』四天王が1人、アツシだ!そしてこっちが…」

コウジ「ひぃぃーッ!お助けを、お助けをーッ!」

アツシ「………コウジくんです…。」

物陰に隠れて小池に怯えるコウジであった。

ウェンダ「ふん、地元の師団か。」

小池「この俺をDBM団総長・小池と知り、何を企む!?」

アツシ「てめーらこそ、この芝那小太陽に何の用だ?!」

ウェンダ「観光。ね、小池さん?」

小池「おうよ。」

当然だろ?と言わんばかりにそっけなく2人は答えた。

アツシ「そっ、そうか。観光か。うん…。」

コウジ「そういうことなら構わねえ。どうぞ、ごゆっくりと。」

小池「そうは問屋が卸さねえなあ。袋にしてみろよ、なあコウジくん?」

指をポキポキと鳴らしながら小池はコウジに迫る。

ウェンダ「やっちまえー!小池さん!」

アツシ「殴り合いなら望むところだ…!コウジ、お前は下がってろ、俺1人でやる!」
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