幸せ家族計画!(刹那♀化)

□WORRY BOX 2:発動
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WORRY BOX・発動



04月08日


翌朝。

小鳥の声とカーテン越しに差し込む日差しの眩しさにより、ロックオンは目を覚ました。


爽やかな朝である。


「…朝か。刹那…は、もう起きたのか…」


昨夜は腕の中で眠っていた筈の刹那の姿は既になく、藻抜けの殻。


「つれないなぁ…相変わらず。折角恋人と過ごしてるってのに…」


刹那は基本的に他人に触れられるのも、寝顔を見られるのも嫌っている。

恋人であるロックオンには気を許しているのだが、二人きりでない時はなかなか拝めないのが現状なのだ。

昨夜の甘い時間の一欠片も残さない刹那に苦笑すると、置いてけぼりを喰らった気分にロックオンは思わずガックリと肩を落とした。


その時。


『ぅ…うわアア!!!?』


ロックオンがベッドの上でいじけていると、初めて耳にする刹那の悲鳴が部屋中に響き渡った。


「な…ッ…なんだぁ!?刹那!大丈夫か!?」

驚いたロックオンはガバッと跳ね起きると、ベッドから転げ落ちそうになりながら刹那の元へ向かおうとする。

ドアノブに手をかけようとした瞬間。

一足先に勢い良く開いたドアから、白い長袖のTシャツに黒のストレッチパンツ姿の刹那が刹那が飛び込んできた。







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