ホラー映画と刹那とロックオン
テレビを見終わり、夜も遅くなった事だし、とテレビの電源を切って自分の部屋に戻るか、と言ったロックオンを引きとめたのは、マイスターで唯一の少女、刹那だった。
「刹那?
せーつーなさーん?おーい?」
「……………………」
「……もしかして怖…「違う!!」
でも明かに怖がっている。
原因は恐らくというか確実にさっきまで見ていたホラー映画だろう。
そんなに怖かっただろうか、と思ったがこの刹那のようじゃ相当怖かったのだろう。
さてどうしたものかと考える。
このままでは自分の部屋に帰れない。だが、怖がっている刹那を夜部屋で独りにするのは可哀相だろう。
かといって怖いだろうからもう少し居る、というような事を言えば確実に追い出されるだろう。
ここはやはり……
「…………刹那、さっきの映画怖かったからさ、布団持ってくるから一緒にここで寝てもいいか?」
返事は傍目には分からないであろう少し嬉しそうな刹那の表情だった。
--------------*
なんでしょうね、これは。
久々の文で、いつにも増してグダグダです。
ではここまで読んでくださり有難うございました。
08.8.30 ウタ