禁書CP3

□他人から恋人に
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2、まずはお友達から(おはようからのスタート)


「うーーーーん。」

当麻は悩んでいた。

「どうすればいいんだ?」

まったく方法が思いつかない。

「どうしたのにゃ?カミやんが珍しくそんなに悩んでるなんて。」
「そうやで、何があったん?」

すると、クラスメイトの2人が声をかけてきた。

「いや、友達になりたい奴がいるんだけどさー。」

当麻は振り返り、2人へと答える。

「そいつ、めちゃくちゃ遠くにいて、住所も携帯の番号も知らないんだよなー。」
「急に引っ越したとか、そんな感じかにゃ?」

土御門の言葉に、当麻は戸惑いながらも頷いた。

「それじゃ伝書鳩やない!?いい方法は!!」

青髪ピアスが突拍子もない事を言い始めた。

「いやいや、そういう手紙系では鳩が有名だけどにゃー、実は鷹とか梟とかもけっこう優秀なんだぜよ。」
「ほう、そうなんか?」
「で、カミやん、鳩と鷹と梟、どれがいいかにゃー?」
「どれでもいい・・・。」

友人のバカさ加減にため息をつき、当麻は再び悩み始める。





まずは友達から、それが一番大変だ。
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