過去拍手
□素敵な思い出
3ページ/5ページ
わかりやすいなぁ……
そう思ってくすくす笑えば、母様はわたしをギュッと抱きしめてきた。
「カワイイー///vV」
「……親バカめ」
呆れたようにその様子を見ている晃。というか、助けてよ……
『しょうがないなー』
その考えに、乗って上げるね。
『いいよ、母様。なんか楽しそうだし』
「珠美!?」
だからね、晃……
『一緒に、やろう?』
「……はぁ」
にこりと笑って言えば、思い切りため息吐かれた。だって、一人は嫌だもの。
『よろしくね、晃』
「わかったよ……しょうがないなー」
「二人とも、ありがとうね♪」
さー二人に合うデザイン考えなくちゃ!と意気込む母様。
……あれ?
『母様。まだ着るお洋服、決まってなかったの?』
「そうよ」
あっさり言われ、思わず口を開いて固まってしまった。
.