貰物
□世界を超えすぎだ××料理人対決
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「ガイさんガイさん、こんな紙をもらったですの!」
1匹の青いチーグル、ミュウがガイの足元によってきた。ガイの隣にはジェイドがいる。
ミュウの手(?)には何か紙があった。
「ミュウ、少しいいか?…なになに、第○×回女性料理人対決?」
「ガイ、今すぐその紙を捨てなさい。今の我々には無理です。」
「へっ?なんでだい旦那。オレらのメンバーには、ティアやアニスがいるんだぜ?勝てるに決まってるさ。」
「ティアはルークと共にどこかへ消え、アニスはイオン様と逃避行を。」
「…無理だな、このメンバーで料理対決は。」
「私が出ますわ、ガイ。」
「ナ、ナタリア!?…もしかして今の話、聞いていたのかい?」
「当たり前です。私も女性です。さぁガイ、ジェイド、その会場に行きましょう!」
一人はりきっているナタリア。ナタリアの後ろに炎が見えた。
「…ガイ。」
「なんだい旦那。」
「ナタリアを頼みます。」
そう言うと、ジェイドはどこかに走って行った。姿が見えなくなるまで時間はかからなかった。
「あ…あのおっさん…」
そこには、可哀想な青年がいたそうな…。