貰物
□世界を超えすぎだ××料理人対決
2ページ/8ページ
同じ頃、万事屋銀ちゃん
「ん?定春何くわえてるアルか?」
神楽は定春が口にくわえていた紙を見る。
「銀ちゃーん、新八ィー、定春が何か紙くわえてきたアルよー。」
「んぁ?紙だぁ?ンなもん捨てておけ。それかトイレットペーパーにしとけ。」
銀時はソファに寝転がりながらジャ○プを読んでいる。その少し後に新八が奥からやってきた。
「僕にも見せて神楽ちゃん。…ふーん、女性料理人対決かー。商品は…!じっ、じっ、じっ…!」
「おい新八、何壊れたレコードになってんだよ。」
「見てください銀さん!!ここ!この対決の商社には、10万円が与えられるそうですよっ!」
「何ィィィ!10万円だと!?…よし新八、お前出れ。」
新八の肩をガシと掴み言う。
「ちょっとまてェェェ!あんた話し聞いてたのかァァァ!この対決は女性限定なんだぞ!それに僕でなくとも、お登勢さんとかキャサリンさんとかがいるでしょう!さっちゃんさんとか!!」
「あのクソババァと猫娘(?)は留守だ。それにドM女はどこにいるか分からない。つーことで、新八女装して――――」
「誰が出るかァァァ!」
新八の見事な右ストレートが綺麗にきまった。
「ハァ…せっかくの10万円、取りたいよなぁ…」
「なら新ちゃん。私が出てあげる。」
「それはありがとうございます…って姉上ェェェ!?何故ここに!?いやその前に、話聞いてたんですか?」
「ええ、ばっちりよ。さぁ戦場に行くわよ。」
お妙の右手には、なぎなた。
「…って姉上、戦場じゃありません!ってかなぎなたいらねぇ!」
今日も新八の突っ込みは切れています。