貰物

□世界を超えすぎだ××料理人対決
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同じ頃、万事屋銀ちゃん

「ん?定春何くわえてるアルか?」

神楽は定春が口にくわえていた紙を見る。

「銀ちゃーん、新八ィー、定春が何か紙くわえてきたアルよー。」

「んぁ?紙だぁ?ンなもん捨てておけ。それかトイレットペーパーにしとけ。」

銀時はソファに寝転がりながらジャ○プを読んでいる。その少し後に新八が奥からやってきた。

「僕にも見せて神楽ちゃん。…ふーん、女性料理人対決かー。商品は…!じっ、じっ、じっ…!」

「おい新八、何壊れたレコードになってんだよ。」

「見てください銀さん!!ここ!この対決の商社には、10万円が与えられるそうですよっ!」

「何ィィィ!10万円だと!?…よし新八、お前出れ。」

新八の肩をガシと掴み言う。

「ちょっとまてェェェ!あんた話し聞いてたのかァァァ!この対決は女性限定なんだぞ!それに僕でなくとも、お登勢さんとかキャサリンさんとかがいるでしょう!さっちゃんさんとか!!」

「あのクソババァと猫娘(?)は留守だ。それにドM女はどこにいるか分からない。つーことで、新八女装して――――」

「誰が出るかァァァ!」

新八の見事な右ストレートが綺麗にきまった。

「ハァ…せっかくの10万円、取りたいよなぁ…」

「なら新ちゃん。私が出てあげる。」

「それはありがとうございます…って姉上ェェェ!?何故ここに!?いやその前に、話聞いてたんですか?」

「ええ、ばっちりよ。さぁ戦場に行くわよ。」

お妙の右手には、なぎなた。

「…って姉上、戦場じゃありません!ってかなぎなたいらねぇ!」

今日も新八の突っ込みは切れています。
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