貰物
□世界を超えすぎだ××料理人対決
4ページ/8ページ
「できましたわ!」
「できました。」
二人が言う。
「両者が出来たようなので、審査の人を連れてきてくださーい。」
「テメーら離しやがれ!!」
奥から出てきたのは、炎のような赤く長い髪をもった…
「ア、アッシュですの!?」
「!ナタリア!?」
「では、審査員のアッシュさんお願いしマース。」
アッシュの目の前には、うねうねとした物?が飛び出ているおにぎりと、光沢がありえないほどあるおにぎりがあった。
「(…"これら"は本当におにぎりなのか?)くっ…食べてやる!!」
アッシュは食べた。多分、ナタリアのものだと思われるウネウネのおにぎり。
バタン
「…おや?審査員のアッシュさんが倒れたので、この試合は引き分けとさせていただきます。」
「(……。)」
少年と青年は赤髪の彼を哀れむしかなかった。
ふと、二人は視線を合わせる。
「「あ、あはははははは・・・」」
二人は、乾いた笑いしか出来なかった。