貰物

□世界を超えすぎだ××料理人対決
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「できましたわ!」

「できました。」

二人が言う。

「両者が出来たようなので、審査の人を連れてきてくださーい。」

「テメーら離しやがれ!!」

奥から出てきたのは、炎のような赤く長い髪をもった…

「ア、アッシュですの!?」

「!ナタリア!?」

「では、審査員のアッシュさんお願いしマース。」

アッシュの目の前には、うねうねとした物?が飛び出ているおにぎりと、光沢がありえないほどあるおにぎりがあった。

「(…"これら"は本当におにぎりなのか?)くっ…食べてやる!!」

アッシュは食べた。多分、ナタリアのものだと思われるウネウネのおにぎり。


バタン


「…おや?審査員のアッシュさんが倒れたので、この試合は引き分けとさせていただきます。」

「(……。)」

少年と青年は赤髪の彼を哀れむしかなかった。

ふと、二人は視線を合わせる。

「「あ、あはははははは・・・」」

二人は、乾いた笑いしか出来なかった。
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